2015/08/05

夫婦関係で大切なこと

夫婦関係をよくする最大の方法って、皆さんご存知ですか?

 

簡単な質問でしたよね。

 

ある学者さんの調査結果で、夫婦仲が悪いところは会話が30分もないそうです。

 

もうわかりますね。

 

コミュニケーションなんですよ。

 

当たり前ですけど。

 

パートナーシップでも、コミュニケーションの様子を注意していれば、状態がわかりやすいとも言えますね。

 

でも、コミュニケーションをとらせてくれない時って、ありますよね。

 

例としてわかりやすいのが引きこもりです。

そのほかにも、仕事などに熱中しているときや、いっぱいいっぱいの時などは、コミュニケーションはとりずらくなりますよね。

 

こんな時、どうすればいいか。

 

基本は「待つ」なんですよね。

今は何をしたって伝わらないのであれば、伝わるようになるまで待つしかないわけです。

でも、ただ待つだけではいけません。

 

その間、仕掛けをするのがポイントなんです。

再びコミュニケーションが取れるようになった時に、相手が少し驚くくらい、成長して変化しておくんですよね。

そうすると、待つこと自体はつらくなくなりますからね。

 

あと、相手をよく観察しておくこと。

 

これは大事です。

とにかくコミュニケーションがない分だけ、情報量が少なくなりますから、些細な情報でも手に入れて、そこから分析していくしかないですからね。

 

まあ引きこもられたほうが大変ですよ。

相手が自分と向き合うためにしているのか、怒っているのか、合わせる顔がないのか、他の理由があるのかさっぱりわかりませんからね。

 

その時にやってはいけないことが、ネガティブに考えてしまうことですね。

それだけはやっても意味がないし、無意識でそうなることを望んでいると心に解釈されてしまいますからね。

 

なかなか大変です。

 

パートナーシップにおいて、正しい答えというのはありません。

うまくいくか行かないか、それだけはお互いの努力によって成り立つものですからね。

 

どれだけ努力してもうまくいかないこともありますし、あまり努力していなくても、うまくいってしまうこともある。

 

それはわからないんですよね。

 

カウンセリングに来るご夫婦の場合、根本的に話し合いが足りていないという現状があるケースがほとんどですから、まず話し合いをする機会をどう作るか、というのがポイントになります。

 

では、話し合いをした結果来られた夫婦の場合はどうでしょう?

この場合、どちらかはすでに結論を出しているケースが多いんですよね。

そして、その結論を曲げない限り、関係性に変化が現れることはないわけです。

 

それはカウンセラーがいくら努力しても同じこと。

 

結論が出ている人の結論を覆すのは、かなりなエネルギーを使います。

ならばどうすればいいか。

 

本人が思うようにしてあげるほうがいいんですよね。

 

でも、ただではしてあげないのがカウンセラーの腕の見せ所です。

わかれたことを後悔するくらい、クライアントさんを素敵な人に育てればいいわけです。

 

夫婦のカウンセリング。

これは非常に奥が深くて、また手間が倍かかるカウンセリングになりますが、それだけにやりがいのあるカウンセリングになりますから、カウンセラーもクライアントも心して向き合ってくださいね。

 

私は自分が失敗したからこそ、わかることがたくさんありますからね(半泣)

 

おあとがよろしいようで<(_ _)>

 


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