経験
数日前からトイレの水が止まらなくなり、昨日業者に見てもらいました。
結果
トイレそのものの交換となりそうです。
それだけでなく、突然メールソフト自体がおかしくなり、メールが何通か見れなくなり、傘を忘れてゲリラ豪雨に見舞われ、歯が突然に痛み、虫にさされて指が腫れました。
一日でこうもトラブルに見舞われるとはねぇ。
まあ毎年9月になればいろんなことが起きるものです。
誕生月だからですからねぇ。
まあ今回は重要なものかと高価なものが壊れなくてよかったと思いますが、それでも財布にいたいのはつらいものです。
一応トイレは使えるのですが、トイレが使えないというのはなかなか大変です。
近所の公園かコンビニまでトイレを借りに行かないといけませんからね。
トイレに不自由をした経験といえば、やはり阪神大震災の時ですね。
職場は断水していて水が使えないため、トイレ類は近くの避難所まで行かなければいけませんでしたからね。
避難所のトイレも仮設のもので、当然容量には限界があるわけです。
まあつらかったことは覚えています。
家の方では、山から湧水を汲んできて、それをトイレ用に使っていました。
毎朝水を汲みに山に登るのが日課でしたね。
当たり前にしていることが当たり前でなくなった時、人はその不自由さを痛感します。
同時に、当たり前であることがいかに大切で、大事なことかを実感するわけです。
昨日は防災の日でしたから、防災訓練をされた方も多くいることでしょう。
電気もガスも、水道もない状態で、いかにして過ごしていくか。
これは経験に勝るものはありません。
私はサバイバル経験(実際には遭難経験ですが)を、ボーイスカウトで習いました。
昔のボーイスカウトはなかなかハードで、小学5年生の時に山に登った経験はいまだに忘れられません。
その時は、午後6時から山に登り始め、午前3時にキャンプ場にたどり着くという「オールナイトハイキング」というものでした。
で、ものの見事に遭難したんですよね。
雨が途中で降ってくるし、地図は間違えて古い地図を持ってきてしまい、道に迷うし、がけから落ちた(正確にはちょっと違いますが)人もいたりで、なかなかハードな山登りでした。
約20名の小中学生が数人の高校生に連れられて、ひたすら山の中をさまよい、何とかキャンプ場までたどり着いたことを覚えています。
まあそれだけではないのですが、そういった経験を積んでおくと、いざというときにはいろいろと役に立つわけです。
山に入れば便利な道具なんてないですから、そこにあるものを使って何とかやりくりしなければいけなくなりますし、皆で協力しなければテントを張ることも食事を作ることもできないですからね。
嫌な経験もたくさんありますが、あの時の自然の中で体験したことは、いまだに心にしっかりと残っています。
今のボーイスカウトは、当時のような危険なことはしないんでしょうね。
過去の経験は、未来の自分を助けるためにある。
考えれば、どんないやな経験でもしておいて損はないかもしれませんね。
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