2015/08/16

つれづれなるままに

今年はいろいろと本を読んでおります。

もともと本を読むのは好きではないのですがね。

本をほとんど読まない私ですが、今年に入っていろんな人から本を薦められ、毎日なにがしかを読んでいます。

夏休み中はマンガ一気読みにもチャレンジ(?)しております。

 

3月頃に読んだ本は、31の格言が書かれていて、読み進めていくとゆっくりと心にしみ込んできます。

 

 

今まで私が本を読まなかった理由。

 

それは、影響を受けやすいからなんですよね。

 

本を読み終えるたびに、文体が少しかわったり、表現が変化したりします。

もともと私は吸収する力が人より強いので、影響されやすいわけです。

 

ですので、できる限り避けてきてたんですけどね。

 

でも、今年は「学習する年」と自分で決めていますので、いろんなものを吸収してやろうと意気込んでおります。

 

 

去年から続く「チャレンジ」と「手放し」。

 

折り返しを過ぎていよいよ本格的なチャレンジと手放しがやってきたようです。

 

冗談抜きで、ありとあらゆるものを手放す事になっています。

ただ、チャレンジする意欲は全くなくなってしまってすけどね。

 

まあ今までやらずに来た事が、一度にやってきただけの事なんですけどね。

 

皆さん、さぼってたら本当にまとめてやらされますから、注意してくださいね。

 

先日、カウンセリングで「みんなが動いているのに私だけ取り残されている感じがする」というお話を伺いました。

 

周りが動き出したとき、周りが成長していると感じるとき、誰しもが感じる悩みです。

今の私だってありますよ。

 

皆さんからすれば、すごく動いていて、すごく変化しているように見えるでしょうが(実際にそうなんですが)、それでも自分が目指しているものにはほど遠いわけです。

 

でも、焦っても結果が良くなるわけではありませんし、タイミングを誤ると、せっかくやってもうまくいかないわけです。

 

焦りを手放す。

 

そのためには、二つのものが必要です。

 

一つは「希望」です。

 

ヴィジョンともいいますが、自分の目指す先がしっかりと見定められていれば、人はぶれなくなります。

 

自分の未来に希望を持つ。

 

それが大切ですね。

 

二つ目は「焦りを受け入れる」事です。

 

意外かもしれませんが、人の心は天秤と同じだと思ってください。

絶えず揺れ動いているわけです。

これでよかったと思えば、次の瞬間これでいいのだろうか、となることはよくあります。

でも、揺れ動いているからこそ、答えは一つではないし、必ずバランスのとれるポイントがある事に気がつけるわけです。

 

そして、どんなに揺れ動いても、絶対に動かない「支点」が天秤にはありますよね。

 

その「支点」の部分を信頼する事なんですよね。

わかりやすくいうと「ぶれない心の部分」を見つけ出せる事ができれば、焦りはゆとりにかわります。

 

心の天秤を上手に揺らすこと。

 

そして、自分のぶれない心を信頼し、希望という道を進むこと。

 

今はそれらがなくてもかまいません。

 

周りにそんな人がいるという事が、答えです。

周りに成長している人がいる、ということは、少なからず影響を受けているという事です。

つまり、ちゃんと成長しているという事なんですよ。

ただ、自分自身の天秤のバランスが変わって、少し大きく揺れているだけですから、そっと手を添えて揺れを小さくしてあげれば言いわけです。

 

それでも焦ったときは、誰かの力を借りてください。

 

そうすれば、必ず天秤は落ち着いて揺れ始めます。

 

天秤の守り手。

こう書くとどこかのアニメみたいですが、カウンセラーって、そんな感じかな、という気がします。

 

クライアントさんの心の揺れをおさめ、正しいバランスを取り戻していく。

 

そのためにも、カウンセラーたちは、自分の心のバランスをうまく保ってくださいね。

 


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