3本の柱(三本の矢ではありません(笑))
ここにきて、夏バテのようです。
昔は夏バテのたびに風邪をひいていたのですが、エアコンを使わなくなってからは、あまり風邪をひかなくなりました。
まあ、暑さだけでなく、がむしゃらに走り続けてきた結果、体も心も息切れしているのでしょうね。
どんなに好きなことでも、身体や心が疲弊してしまうと、やりたくなくなってしまいます。
好きなことが、義務や役割に変わってしまうんですよね。
「好きなことをする」
が
「好きなことをしなければいけない」
となってしまうと、好きなことなのに、やりたいことなのに、好きなこと自体が苦痛になってしまうんです。
私の友人が、こうならないために定期的にアジア旅行をしたり、何か別のものにはまったりして、上手に「好きなものも好きでい続ける」工夫をしていました。
実はこの工夫、とても大切なんですよね。
いろんなことがうまくいっている人って、必ずといっていいほどちゃんとした趣味を持っています。
これは私の考え方なのですが、心が安定して充実した状態になるのは、3本の柱が必要であると考えております。
3本の柱とは
仕事
パートナーシップ・フレンドシップ
プライベート
この3つが充実して、心が安定し、充実した人生になるのかなと。
で、この3つの柱のバランスが崩れたとき、人はその状態を初めて問題と認識しますし、心が不安定になり、苦しくなるわけです。
例えば、仕事にウエイトが偏り過ぎている場合、当然プライベートは削られますし、パートナーや友人とのコミュニケーションも希薄になります。
この状態が続くと、燃え尽きてしまったり、仕事を失ったときの喪失感に耐えられなくなったり、集中しすぎてうつなどになってしまうかもしれません。
パートナーシップ等にウエイトが偏っている場合、一般的に依存傾向が強くなるように感じます。
恋愛至上主義であるとか、恋愛依存のように、「恋愛がすべて」となってしまい、やはり失ったり行き詰った時のダメージは計り知れないものになるわけです。
ま、私もそうですけどね(笑)
プライベートにウエイトが偏っている場合、趣味に走りすぎて他がおろそかになったり、趣味にエネルギーを注ぎ過ぎて散財したり、家庭をかえりみなかったりすることもあるでしょう。
どれも「ほどほど」でバランスが取れればいいということですね。
そこで、3つのうち二つあります、という人がいるかもしれません。
実は、二つでもそれなりに安定します。
ちょっと想像してみてください。
片足で立つのって、バランス悪いと思いませんか?
では、二本足で立つと、安定して立てるのではないでしょうか。
さらに、二本足で立って、杖を持ったら、もっと安定すると思いませんか?
心を安定させるために、ぜひとも「3本の柱」を持てるように、チャレンジしてみましょうね。
なんか今日は心理学講座みたいな内容になっちゃいましたね(笑)
おあとがよろしいようで。
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