2015/11/17

ささいなこと

ささいなこと

 

というのは、日常生活の中でたくさんありますよね。

 

でも、その些細なことが、実は人生の大きな転機だった、なんて後から気が付くことって、ありませんか?

 

ネットなどでちょっとした読み物を読んでいると、けっこう「ささいなこと」が原因で住む場所や仕事を失ったり、愛する人や今までの生活を失ったり、そんな話がいっぱいあるなぁと。

 

まあ私自身、些細なことで大切なものをたくさんなくしても来ましたしね。

 

でも、同時に、些細なことがきっかけで、友人と知り合ったり、新しい世界に踏み込んだりと、楽しいこともいっぱいありました。

 

いいにしろ悪いにしろ、「ささいなこと」は変化の兆しでもある、ということになります。

それこそその時は気づかないくらいの些細なことなんですよ。

 

例えば、あの時にAさんに余計な一言を言わなければ、私はBさんと仲良くできたのに、とかね。

この例だと、最初Aさんに言った「余計な一言」は、全くよけいでも何でもなかったわけです。

でも、それが結果として私とBさんの関係に影響を及ぼしてしまい、関係が壊れてしまった。

 

もう一つ例に出すと、

ネットのクーポン券が使える居酒屋さんで、ちょうど生のライブをやっていた。

その時はそれで終わりだったが、しばらくしてふとネットを見ていて、「あの楽器っていくらするんだろう」と気になって検索してみたら、偶然教室があるのを見つけて、じゃあ習ってみようか、ということで始めた。

 

これは「ネットのクーポン券が使える居酒屋」さんに行かなければ、楽器を習おうとは思わなかったかもしれません。

でも、居酒屋さんをネットで検索している段階では「楽器を習おう」とは思ってはいないですよね。

 

ささいなこと

 

このちいさなちいさな変化の出発点に気づくことができれば、人生って意外と楽しくなるかもしれませんね。

 

まあ悪い結果をなくすことはできなくても、緩和することくらいはできるかもしれませんし、良い結果をより良くすることもできるかもしれません。

 

「ささいなこと」に気づくには

 

まあ自分に相当興味を持って接しないとわからないでしょうね。

毎日自分を観察し、毎日の些細な変化をチャックする。

 

それくらい、自分に興味を持てば、「ささいなこと」という「小さな出発点」を見つけることはできるかもしれませんね。

 

さ、皆さんも探してみませんか?

「ささいなこと」で自分を不幸にしないためにもね。


 


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