一年の成果
ある日のことです。
忘年会から帰ってきて、そのまま荷物を持って出かけました。
その荷物は、私にとってとても大切にしていたものですが、まあこころの断捨離の一環として手放す事になったわけです。
荷物を箱に詰め、歩けば10分とかからないところにその荷物を持っていきます。
ところが、その荷物は大きさが縦×横×高さの合計が170センチ!
重さがなんと30キロ
持って運ぶにはなかなか厳しいものがあります。
それでも荷物を担いで、目的地まで歩きます。
20メートル歩いては手がしびれてきて休み、回復したらまた20メートルほど歩く。
後半になると、10メートルも歩けば手がしびれてしまい、すぐに休むはめになります。
普段であれば、10分とかからない道のりに30分以上かかって、目的地まで運び込む事ができました。
まるで私の人生のような鈍重さ(笑)
しかし、大変なのはそこで終わっていません。
あまりにも手がしびれてしまって、全く握力がありません。
財布すらもつ事ができなくなり、家に帰って服を着替える事もままならない始末。
初めて三線の自主練もお休みしました。
やっぱ歳を取ると、筋肉が衰えていますねぇ。
二日たった今でも、上腕二頭筋内側等が痛くてたまりません(=_=)
目的を達するというのは、決して楽な道のりではありません。
目的に見合った苦労と努力が必要になります。
苦労と努力をしても、目的に達しない事の方が多いかもしれません。
大切なのは、目的に達する事ではなく、たとえ挫折しても、自分の中でやりきったと思える達成感。
結果で評価するのではなく、ベストを尽くせた自分に正しい評価を与える事です。
努力は報われる
とよく言われますが、それは結果に結びつくという事ではなく、その努力を正しく評価して、次に生かす事を言うのでしょうね。
私のこの一年は、結果としては何も残せない一年でした。
しかし、努力した自分はしっかりと残っています。
それが、この一年の成果なのでしょうね。
来年は、全く違う世界で、ちょっとは結果が残せるよう、更なる努力をする年になるでしょう。
報われる事が目的ではない
ただ、自分が選んだ道を進むだけ。
たとえ報われなくても、叶わない願いであっても、たった独りでも
それでも前に進むしかないですからね。
それが、自分らしさ、なんでしょうね。
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