当たり前に感謝
忘年会シーズンも佳境に入ってまいりました。
個人的なものも含めると、今月だけで8回の忘年会があり、4連ちゃんなんかもあって、お酒の飲めない私としては地獄の12月となっております。
こんなことがここ数年続いているわけですが、これだけ忘年会や新年会、打ち上げや納涼などで年がら年中居酒屋などのコース料理を食べておりますと、あることに気が付くんですよね。
明らかに、3年前より物価が上がっているようです。
それに伴い、料金も値上がりしておりますし、料理も品数が減ったりサービスが減ったりしております。
その分、家庭では食べられない料理をメインに持ってきたりと、居酒屋さんの努力も見られるわけです。
これだけ見ていたら、世の中の景気が良くなったとは到底実感はできませんわね。
そして、お安く料理やお酒を提供する分、しわ寄せは働いている人たちの給料や待遇に行くんだろうなぁ、と感じながら、料理をいただいております。
ほんと、かきいれどきとはいえ大変な仕事だなぁ、と感じます。
私は、たとえそれがどのような仕事であっても、自分にできないことをしている人をすごいと感じます。
接客業の人たちなんて、本当にすごいなぁ、といつも思っていますからね。
先日も忘年会の後、毎日立ち寄るカフェの前を通ったら、店は閉店しているにもかかわらず、電気がついているんですよね。
あら、誰かいるのかしら。
と思いながら中をのぞくと、よく見かける店員さんが一人で翌日のモーニングセットの仕込みを黙々としていたんですよ。
店に言ってお金を払えば、当たり前のように出てくるわけですが、その当たり前のために、決められた仕事とはいえ、こうしてしっかりと準備がなされているんですねぇ。
本当に「当たり前に感謝」な気分です。
元々お店を出るときに、店員さんに「ごちそうさまでした」と言っていたのですが、その言葉にも気持ちがこもる思いです。
当たり前をおろそかにしてはいけませんよ。ほんと。
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